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北海道大学工学部
機械知能工学科
大学院工学研究科

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札幌市北区北13条西8丁目
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011-706-7568(学科主任)
FAX:
011-706-7889
E-mail:
mech@mech-
me.eng.hokudai.ac.jp

進路・就職状況/大学院生の声

進路・就職状況

機械知能工学科は様々な領域の基礎工学をカバーしているために、極めて広範な分野・業種の会社から求人が寄せられ、数多くの先輩がすでに様々な領域で活躍しています。また、大学院への進学率は高く、学部卒業生の約70%が進学しています。
図は平成12年度から18年度までの本学科(旧機械工学科および旧原子工学科)の業種別就職先分布です。自動車を中心とした輸送機器関連企業、重工業、電気・精密機器、製鋼・金属、機械関連、運輸・通信関連、エネルギー関連の企業に主として就職しています。また、表には上記年度期間中の就職数が多い主な企業を記しています。主な就職先企業は、やはり、重工業、自動車、機械、電機、電気・電子などですが、これらの他、上記の7年間で約70社もの幅広い業種に就職し活躍しています。就職先企業や、就職後に就く仕事の幅広さが機械知能工学科卒業・修了生の特徴で、様々な仕事に適応出来る基礎工学を在学中に広く確実に身につけていることによるものです。

業種別就職先(平成12年度〜18年度)

業種別就職先(平成12年度〜18年度)グラフ

主な就職先(平成12年度〜18年度)

三菱重工業、トヨタ自動車、デンソー、日立製作所、本田技研工業、 IHI、キャノン、三菱電機、日産自動車、三菱自動車工業、東芝、 川崎重工業、富士フィルム、松下電器産業、富士電機、富士重工業、 住友電気工業、ボッシュ、ヤマハ発動機、JR北海道
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大学院生の声

機械知能工学科ってこんなところです。


《機械宇宙工学専攻》修士課程 1年 材料機能工学研究室

私には2歳の娘がいます。そんな私の普段の生活サイクルはというと、朝慌ただしく娘と私の準備→娘を保育園へ送る→大学(授業、研究等)→娘を保育園に迎えに行く→家で食事、お風呂、遊び相手など・・・の繰り返しです。
超高真空疲労試験機 このため、大学で過ごす時間が他の学生に比べると少ないのですが、娘が寝た後の時間を使い、勉強やデータ整理などをしています。そうすることで、娘が起きている時間や休日はできるだけ一緒に遊ぶことができ、研究と育児が両立できていると思います。また、研究を行っていくのに研究室のメンバーの協力はなくてはならないものです。私の研究テーマはチタン合金の真空中における疲労破壊であり、疲労試験などの実験が中心となるものです。そこで、実験などメンバーと協力して行う作業はスケジュールを合わせてもらったり、手伝ってもらったりしています。

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《人間機械システムデザイン専攻》博士後期課程 2年 バイオメカニカルデザイン研究室

私の所属する研究室では、人間(生体)の力学的な機能や動作の特性を明らかにし、病気や怪我の診断・治療に応用することを目指しています。例えば骨の構造や強度を知ることは骨折のメカニズムの解明、そして防止につながり、また歩行などの動作の解析は運動機能の評価や適切な治療を行うための重要な情報となるからです。そこで私たちはX線構造解析や力学試験、有限要素解析、あるいはセンサーを用いた動作測定や筋力数値解析など、工学的な手法を通して生体の特性を理解するという研究を行っています。

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《人間機械システムデザイン専攻》修士課程 1年 ロボティクス・ダイナミクス研究室

私の研究室はロボット・振動・制御をキーワードに研究に取り組んでいます。私は韓国から北海道大学の機械工学科(現機械知能工学科)に留学しています。普段は学校の授業、研究活動、留学生会の活動などで充実した生活を送っています。受験生のみなさん!自分の未来は自分がつくりあげるものです。自分が本当に好きで熱中できる夢を見つけて下さい。北大の機械知能工学科は、みなさんの夢の実現のための道を教えてくれると思います。北大で会いましょう!

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《エネルギー環境システム専攻》修士課程 1年 原子炉工学研究室

皆さんは、スターリングエンジンというエンジンをご存知でしょうか?スターリングエンジンとは、19世紀初頭にスコットランドのスターリングによって発明されたエンジンで、排気ガスがクリーンであることや熱効率が高いなどといった特徴があり、最近ではこれらの特徴が見直されて研究・開発や実用化が進められています。
原子力推進宇宙船イメージ図私は現在、惑星間航行用の原子力宇宙船の実現を目指して宇宙用の原子炉で使うためのスターリングエンジンを使った発電システムの研究を行っています。このシステムが実現すれば、既存の蒸気タービンを用いる発電システムよりもより効率的に原子力を利用できるようになり、電力供給の観点から宇宙開発の高度化、大規模化に貢献できます。そう遠くない未来での実現を目指して日々研究を行っています。

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《量子理工学専攻》博士課程 2年 量子ビームシステム工学研究室

水中に陽子線が入射した際のエネルギー付与過程。陽子線は病巣をピンポイントで攻撃可能な見えない“メス”。近年、医工連携という言葉をよく耳にします。私は、北大病院で行われているユニークな放射線治療に興味を持ち他大学から量子理工学専攻へ進学しました。北大では工学・医学部の両分野の先生方からご指導頂ける恵まれた環境にあります。放射線治療は術後の患者の生活の質を維持できる治療法で、私は陽子線治療の基礎研究に取り組んでいます。放射線の生体への影響は、時間スパンにより異なるため非常に複雑ですが、故に多くの可能性も秘めており、線質の精密な評価、治療時の線量評価を迅速にかつ容易に行うためのシステム構築を目指しています。今、原子工学・核物理学系の学生に医療分野で活躍する研究開発型の人材が求められています。この専攻で“架け橋”を目指してみませんか。

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