機械知能系4専攻 大学院修士課程入試情報

(機械宇宙工学・人間機械システムデザイン・エネルギー環境システム・量子理工学の各専攻)

大学院修士課程入試 (令和7年4月入学.令和7年2月実施(二次募集))



2025年度二次募集については, 応用量子科学系研究室群のみで募集し,
機械・宇宙航空工学系研究室群については募集を行いません。

改訂履歴
2024.10.21 掲載

正式な内容については募集要項を必ず参照してください.
また, 他大学等を卒業あるいは卒業見込みの学生は,
事前に配属希望研究室に連絡をして下さい.
  1. 募集単位・試験区分
  2. 学科試験
    1. 機械・宇宙航空工学系研究室群
      募集していません.
    2. 応用量子科学系研究室群
      科目 内容(キーワード)
      外国語 外部試験スコアシートによる評価
      筆答試験1
      • 応用数学:
        • 常微分方程式(曲線群,1階微分方程式,線形微分方程式)
        • ベクトル解析(ベクトル場とスカラー場の微分と積分,ストークスの定理,ガウスの定理)
        • 複素関数(写像,正則関数とその特性,ローラン展開,複素積分と留数定理および実積分への応用)
        • ラプラス変換とフーリエ解析(フーリエ級数展開,フーリエ変換,ラプラス変換,微分方程式への応用)
        • 偏微分方程式(定数係数線形偏微分方程式の初期値・境界値問題)
      筆答試験2 ※ 電磁気学 (3問),材料科学 (3問),原子物理・原子炉工学 (3問) の計9問から3問を選択
      • 電磁気学:
        電界と電位,ガウスの法則,ポアソン方程式,誘電分極,静電誘導と静電容量, 静電界における境界条件,準定常電流界,オームの法則とジュールの法則, アンペアの法則,ビオ-サバールの法則,ベクトルポテンシャル, 電磁誘導とファラデーの法則, インダクタンス,交流回路,電気回路の過渡現象, ローレンツ力, 電磁界のエネルギー,変位電流,マックスウエルの方程式 ,ポインティングベクトル,平面電磁波およびその伝搬
      • 材料科学:
        原子構造,結合状態,結晶構造,面間隔,ブラッグ条件, ミラー指数,エネルギーバンド,フェルミ準位,半導体,太陽電池, 欠陥,転位,拡散,Fickの法則,相律,固溶体,合金, 冷却曲線,凝固組織,2成分系状態図,天秤の法則,共晶,核生成, 結晶構造因子・消滅則,相平衡と自由エネルギー
      • 原子物理・原子炉工学:
        • 原子物理:
          原子の構造,原子核の構造,原子核の壊変,核反応と核分裂, 放射線の種類と基本的性質,電子線と物質の相互作用, 電磁放射線と物質の相互作用,重荷電粒子線と物質の相互作用, 中性子線と物質の相互作用
        • 原子炉工学:
          六因子公式,中性子拡散方程式,バックリング,中性子の減速, 原子炉の動特性, 伝熱工学(定常・非定常熱伝導,対流熱伝達,熱通過,放射伝熱), 熱力学(蒸気の性質,蒸気サイクル,ガスサイクル)
      口頭試問
      赤字は令和7年度一次募集(2024年8月実施)からの修正箇所を示しています。

  3. 研究室配属について
    各試験区分内における研究室の志望順位,および,入学試験の成績に基づき, 配属研究室を決定します.
    なお,他大学等からの志願者は,希望する研究テーマ等の確認が必要ですので,志望する研究室に必ず事前に連絡して下さい.

■ 問い合わせ先:
応用量子科学系研究室群 入試区分長富岡 智tom@qe.eng.hokudai.ac.jp