2019年8月1日
日本機械学会北海道支部
シニア会会員の皆様へ
北海道支部シニア会
会長 杉山 弘
初夏の候、皆様ご健勝でお過ごしのことと存じます。
さて、この度、日本機械学会北海道支部シニア会運営委員会で検討した結果、第1回企業見学会および交流会を、下記の二つの企業で開催することとしましたので、ご案内致します。
なお、両社ともに北海道地区において先陣を切って航空機事業への参入を目指しています。今回は、航空機関連部材の生産設備等を中心に見学します。多くのシニア会員の皆様が、ご参加されますよう、お願い申し上げます。
下記の企業見学会および交流会に、ご参加される方は、9月6日(金)までに、日本機械学会北海道支部事務局に、ご連絡頂けましたら幸いです。
記
日本機械学会 北海道支部シニア会
2019年度
第1回企業見学会および交流会
T.見学会
日時:10月23日(水)、9:15〜15:30
見学会集合場所と集合時間:JR東室蘭駅改札口、9時15分
見学企業 : (1)株式会社 日本製鋼所 室蘭製作所
(2)株式会社 永澤機械
U.交流会
日時:10月23日(水)、12:00〜13:00
交流会場所:(株)日本製鋼所室蘭製作所 一号役宅
交流会参加費:飲食代実費(¥2,000の予定)。当日徴収させて頂きます。
見学先企業:
(1)株式会社 日本製鋼所 室蘭製作所 (室蘭市茶津町4番地)
1907年(明治40年)、英国のアームストロング社、ビッカース社および日 本の北海道炭鉱汽船社の共同出資により設立され、現在まで蓄積した「鋼づくり」の技術を基に、「素材とメカトロニクスの総合企業」として、全国3カ所の製作所から国内外に数多くの製品を提供している。 室蘭製作所では、鋼づくりの基地として、発電や石油精製などのエネルギー産業向けの素形材を提供している。
近年、同社は今後民間航空機を中心に豊富な需要が予測される構造部材用炭素繊維強化樹脂部品への参入を表明し、生産体制および品質保証体制を着々と整備している。
見学会当日は同社の関連製品・設備(国産初の航空機エンジンを含む)のほか、参加者の要望等も取り入れて例えば大型プレスや日本刀の製作現場(瑞泉鍛刀所)なども計画可能です。希望される方は、申込時にその旨をお書き下さい。
(2)株式会社 永澤機械 (室蘭市東町3丁目1番4号)
1963年(昭和38年)設立の各種機械部品および金型の設計製作を手掛ける中堅企業である。鞄本製鋼所や日本製鉄鰍フ協力会社として多様な生産技術を蓄積して来た。新分野への挑戦も果敢に行い、射出成形用金型を苫小牧地区の自動車関係企業に納入を果たしている。
更に今般は、蓄積した技術と工作機械を駆使して、国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」用部品の受注にこぎつけた。
見学会当日は、上記関連の設備の見学の他、冬期スポーツのスケルトン競技に使用されるそりの開発秘話(?)など耳に出来るものと予想します。