このたび、第48期日本機械学会北海道支部長に就任いたしました。歴代の支部役員の方々が築き上げた北海道支部の活動方針を引き継いで責務を果たしたく思っておりますので、会員各位のご支援とご協力をお願い申し上げます。北海道支部の目的は、支部会員の学会活動を盛んにすることです。

 本年度の事業計画は3月16日(金)の第1回商議員会で立案・承認されました。豊田誠副支部長、永田晴紀庶務幹事、東藤正浩会計幹事、河合秀樹会員拡充担当幹事、白濱芳朗学生会担当幹事、各拠点幹事ならびに商議員の方々と共に事業計画を遂行したいと思っております。本年度の主な事業は、
(1)9月29日(土)函館工業高等専門学校で開催される支部講演会
(2)機械週間(8月1〜7日)に関連する行事(行事内容については今後立案する)
(3)平成20年3月上旬頃北海道工業大学で開催される学生員卒業研究発表講演会
です。その他、例年のように、フォーラム、特別講演会、見学会、懇話会等が適宜開催されます。ご参加頂き、各活動を盛り上げて頂くようお願い申し上げます。

 北海道支部の会員数は1000人未満で他の支部と比べると少数であり、かつ学生会員が多いと言う特徴がありますが、逆に会員相互は比較的近い関係にあると考えております。このような特徴を生かして、会員としてのメリットを実感できる活動内容を実施し、会員増強を図りたく思っております。また、広大な地域に教育・研究機関と企業が散在する地理的特性を十分考慮した支部活動が必要と考えております。

 北海道地区では、大学・高専および各種研究機関で優れた研究が行われておりますが、これらが研究機関相互、あるいは道内の機械関連企業に必ずしも周知されていない嫌いがあります。その意味で、産官学相互の研究交流を促進し、研究の一層の高度化を促進してゆきたいと考えております。

 以上のような北海道地区の特性およぼ技術社会情勢を背景に、道内産業の発展と研究機関の研究活動の促進に貢献する支部活動を実施し、北海道における日本機械学会の存在価値を高めたく思っております。今後とも北海道支部活動に対するご支援とご協力方よろしくお願い申し上げます。
                                                               
2007年3月
第48期北海道支部 支部長 杉山 弘  (室蘭工業大学)
第48期 北海道支部
      支部長挨拶