博物館展示
現在,北海道大学総合博物館に
文学研究科「展示制作プロセス」演習の皆さんと当研究室と共同で模型などを通して,燃料電池を紹介する展示をしております.
模型の内容を簡単に説明します.黄色のスイッチを押すと水素ボンベから燃料電池に水素が供給され,
それによって発電する事でプロペラを回し豆電球を点灯させるというものとなっております.
部品だけ取り寄せて一から組み立てたものなのでかなり手作り感が出ていてかなりごちゃごちゃしています.
が,モノづくりとはこういうモノだと思ってます.
ただ,もうちょっと何とかしたいというのが本音です.
模型以外にも当研究室の実験風景や近久先生のインタビューが流れています.
また,実際に実験で使用していた燃料電池やMEA,
ある企業で使用していた燃料電池自動車用の水素ボンベ等が展示されており,非常に面白いです.
普段,燃料電池には馴染みがない方がほとんどだと思いますが,
燃料電池は今後のエネルギー社会にとって必要不可欠となっていくのではないかと思います.
そういった意味でもこのような実際に自分の手で水素を流し,
それで発電する事ができるという事は貴重な体験になるのではないかと思います.
ちなみに,入館料は無料ですのでお気軽にお立ち寄りください.
※休館日等はホームページにてご確認ください.
北海道大学総合博物館
コンテンツ提供: 大学院工学院 エネルギー環境システム専攻 エネルギー変換システム研究室
制作: 文学研究科「展示制作プロセス」演習
監修: 総合博物館
2011年4月8日 編集者:佐藤